御主人女将紹介

連載決定
女将の繁盛記
vol.2

バックナンバー:VOL.1

インターネットでホームページをはじめて1ヶ月、予約はまずまず順調に入り、少し驚いている。 ホームページを作るにあたっては、ずいぶん悩んだものだから、こんなに早いお客様の反応には喜びを隠せない。 新聞にそしてチラシには広告を入れるけど、インターネットは世界中の人が見る可能性があると思うとすごく経済的 だと思えるようになった。 益々の予約を期待している。嬉しいことに私の連載も大勢の方に御覧頂いてなかなか面白いと言って下さり、ペンを持つ手に力が入る今日この頃です。

 さてさて、2月の始め、我が佐藤家に大事件があった。今日はそのことを書いてみようと思う。 それは、私の体調不良から始まった。”第3子妊娠事件”。第2子出産からすでに4年、ずっと第3子が欲しいと思っていたが恵まれない。 そんな時この”事件”は起こったのでした。
 数日前からちょっと体調がすぐれない。 そこへきて、ひどい頭痛そしてずごい吐き気、いままでも何度か私の”できたかも!?”発言で家族は”またか?”の日々。 結局いつもできていない。でも、今回は”つわり”かななんて思ったりして。 そういえば・・・それらしき症状が。
 頭痛と吐き気が続いている私に主人は「くも膜下じゃないの?そういえば、このあいだ”くも膜下”で亡くなった人頭痛があったって言ってたから」と救急車を呼ぼうという。 そうかと思うと脳外科の専門病院にTELしたり、大変な騒ぎとなった。 私はもしかしたらということで、病院には行きたくないと言うと、主人は、CTをとるとか、このまま死んだらどうするんだと言う。心配してくれてはいるんだなぁなんて思ったらガーン、子供がいるのに(死んでもらったら)困るのだと言う。 仕方なく私は、「これはつわりかもしれないと告げ、今日は横になりたい」と言うと、なぜか「夕飯の用意をしろ!」とはじまる。 確かに”つわり”なら病気ではないけれど、大丈夫か?くらい言ってほしいのである。 別に抱きしめてくれなんて言ってるんじゃない。
 結婚してまる7年、子供を2人も産んでしまうと不死身とでも思っているのだろうか。 もうこんなつらい時に何てことを言うんだとくやしくなり、額には子供からもらった冷えピタなるものを張り、夕食を作りはじめる。主人は板前なのだから、夕食の支度なんて朝飯前のはず・・・。 出来上がった頃、主人が言う「今日はカップラーメンでいいよ」それなら早く言ってよ・・・。 次の日悲劇がはじまる。

 朝、ワクワクドキドキしながら婦人科へ行く。残念だけど・・・これから先は皆様のご想像におまかせします。 子供達なんて大喜びしてたのに、あれだけ大騒ぎしといて何て言おうか・・・。 寝不足と肩凝りからきた頭痛と吐き気だったのである。 主人が「バーカ!」と一言。 でもあの日から私が痛いと言うと「大丈夫か?」と言ってくれるようになった。 たまにはいいな!!こんなことも。 こんな2月のスタート、来月は子供の卒園式。そして入学式。 佐藤家の一大イベントが待っている。 風邪が大流行!!どうぞ皆様お元気で・・・。



細腕繁盛記へのご意見ご感想をお待ちしております。

vol.3へ