つぶやき

3・11わたしの六年あなたの六年

特別な日になってしまいました3月11日、誕生日でも記念日でもないのに…
忘れてはならない日になりました。あの日から6年。
暮らしは少しずつ変わりました、しかし取り戻せない時間があります。
福島県のかかえるものはそれだけ重いものなんです。
未だに仮設住宅に暮らす人や遠い場所で暮らす人…
すでに暮らしあった街を出ることを決め新しい暮らしを始めた人…



この一年は心痛いこともありました、ふるさと離れた子供達、原発避難している子供達への差別やいじめには本当に怒りと悲しさと…



午後2時46分より前に書いておきたいとおもいながら。何故なら46分を過ぎたらまた新しい一年、暮らしが始まるからです。
あの年に生まれた赤ちゃんがこの4月に小学校1年生になりますね、大変な6年だったことが良くわかります。我が家の次女はあの日小学校6年生、卒業式の準備をしていたそうです。
卒業式も中学の入学式もすべて延期、余震の中でおめでとうなんて言葉すら素直には出せなかった。
母の背も超えた娘に本当におめでとうと言えたのはこの高校の卒業式だったと思います。

今言えること、岩手、宮城、福島沢山の亡くなられた方のことを思い、命の大切さを強く深く重く感じる3月11日です。
祈りとと共に生きている喜びを感じて過ごしたい。
絶望的だと言われたあの日から7年目のスタート。
わたしの暮らしがまた始まる。
自信を持てるものがあれば…
震災からの復旧はあれど復興とは?まだ問う日が始まる。


人は一人では生きてはいけません、支えて支え合っていかなければなりません。


…あの日とは巨大地震、大津波、そして東京電力福島第一原発事故。
少しずつ変わってきた心の変化は忘れたい、忘れない、今は忘れられない。
忘れてはならないんだから語り続けよう。

新たな一年の始まり、わたしの一年、あなたの一年。そして家族の深山荘の一年がかけがえのない一年です。時間は取り戻せませんが時間は平等に流れていますから…

外には子供の声が聞こえます、花の蕾もふくらみました。同じように春がやってきます。
また、一年歩みたいと思います。
 
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