磐梯熱海温泉 一日お一組様限定 旅館 深山荘

「いのち」って何？
そう言って質問するは１８日にお亡くなりになった聖路加国際病院の名誉医院長の日野原先生。

生涯現役のお医者さん、１０５歳の最期までも人のために生きる先生でした。

事ある度に先生の言葉が取り上げられてましたが、東日本大震災のあとはことさら先生の「いのちの授業」
「命」＝「心臓」ではない。いのちは目にみえないもの、目にみえないものこそ重い。時間なんだと。

では「寿命」とは自分のため、人のためにつかえる時間なんだと…


深い。


日野原先生の人生のターニングは５８歳のときに「よど号ハイジャック事件」の人質になったことだとおっしゃっています。


亡くなったも同然の命、その後は何でお返ししようかと思ったそうです。


今朝のワイドショーでよど号ハイジャック事件の犯人の一人のコメントで「困難なことは承知で、謝りたいと思った」と


なぜならあの事件のときに日野原先生は四日間ずっと話かけてきてくれたんだそう。




…１０５歳現役医師の日野原先生、明治、大正、昭和、平成と心ありて生きた先生、生で先生の授業を受けてみたかったし、患者としても診て頂きたいそんな気持ちです。



まだ人のためにとおこがましく生きてはいませんが、私も生涯現役女将「トキさん」として生きてみたいと思います。



ご冥福をお祈りします。