パートVI vol.23【残暑お見舞い申し上げます。】
大震災から一年五ヶ月目、8月です。
2012年、ロンドン五輪も閉幕のこの8月、鎮魂と復興を願って…海沿いの町を訪ねました。
感動の毎日オリンピックでしたが、夏休みだと笑ってばかりはいられない。
被災地いわきへは何度か足を運んでいるが、かつて足を運んだことのある宮城へはまだ進む再生であるがまだ傷痕残るうちに娘たちに見て欲しくて、自分も忘れたくなくて宮城へいきました。
石巻で沢山の瓦礫や広大な田んぼの塩害、松の枯れ果てたところを見た。
基礎だけの残る沿岸から少し離れた道路沿い、小さな花が風にゆれていた。
この家に住んでた人はどうしてるのだろうか?無事に避難出来ただろうか?
お墓は一番早くに直したようで沢山の人が見えた。
日本三景 松島は学習旅行や家族旅行で度々訪れたところ。
あまり被害が感じられないのは、すでに観光の再生が始まり沢山のお客様がいたからかな…
遊覧船にて周遊、崩落した岩が沢山ありましたが この大小様々な島々が津波を緩和したようです。
しかし、津波到達はと矢印を見ると、今もし津波がきたらと頭をよぎりました。
そして、沿岸をひた走り塩竃へ
小さな復興市場の看板が目に入りました。
「何もなくなったけど こうして生きてるからね」
お店の人から聞く生の声 たまたま、津波の時間に陸にいたそう。
普段は海なのに…って奥さんが言っておられました。
近くの料理やさんの奥さんが中学生の娘さんを学校に迎えにいき直ぐ近くで二人とも津波にのまれたって聞いたときには、涙潤みました。
中学生の我が娘も…
今は穏やかな海なのに…ね
何か今できること…小さな募金だけど、募金しました。
ちょっとした買い物も率先してしました。
家族でいられる幸せはお金では買えないこと!身にしみました。
当たり前が当たり前でない現実を目の当たりにして娘たち何か学べたかな。
一軒だけになってしまったワカメ!共栄丸水産!!頑張ろう塩竃!!!
応援します。
有り難く頂いて注文したいと思います。
夏に嬉しいこと沢山!
リピーター様が沢山いらして頂けたこと
何よりも嬉しいこと!!
震災を語ればどうしても眉ひそめる…原発事故、生きにくいと感じるのも事実。
原発事故ぬきには福島は語れないのは事実。
今の現状をお客様にはご説明し、いらして頂けたらと思います。
お盆にはやはりお亡くなりになられた御霊に手を合わせて、感謝をしたい、前に進みたいと、過ごしました。
まだまだ残暑厳しい毎日、夏のお疲れが出ませんよう栄養、休養を忘れずに!!
追伸、次回は以前訪れた気仙沼に今一度、石巻、松島、塩竃を再び訪れたい。
ちょっと足を伸ばせたら岩手にも…忘れずに、忘れることなくいよう。